店長ブログ

これが100万?を走破したエンジンだ 2!

ライナーを全て抜き取ったシリンダーブロック!

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Oリングとライナーを新品に交換しブロックに挿入!

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ピストンリングを取外し交換! クランクのメタルも溶けて地金が出ているので交換

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よーっしゃ!これで後は組み付けと調整だけである♪

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ピストンを挿入しシリンダヘッドを組み付ける!バルブクリアランスを調整し、エンジンオイルや冷却水を注入!

ここで気を付けたいのはサーモスタット!冷却水を抜いた時点で新しいクーラントの中に浸しておく!こうする事によって、再度組み付けた時に固着しないのだ!

そうこうしている内に組み付け完了!ちゃんとエンジンがかかるかしら?と疑心暗鬼になりつつクランキング!.....? しばらくの時間ががかかったが、無事に始動した。...ホッ♪とした。(^^;/

時間にして、延べ30時間以上かかりましたが、この快調なエンジン音を聞いていると疲れも吹き飛ぶのであった!これぞメカニック冥利につきるのでR!

「お客さん!これでエンジンは後30万?は大丈夫?ですぜ!」(爆)

 

日本は近年 ディーゼルエンジンを敬遠する傾向にあります、欧州ではディーゼルエンジンの搭載されている自動車の割合は 今尚上がり続けています。日本はこの世界的な流れから逆行しているような気がします。

石原東京都知事のパフォーマンスで一気に環境汚染の代表?みたいに思われがちですが、本来はこのエンジンを見てお分かりのとおり、燃費が良くて丈夫でとても長持ちする、大変優れたエンジンなのです!

ともあれ、日本の自動車メーカーも、早いとこディーゼルエンジンの開発を再開しなければ、世界から遅れる事は間違いないでしょう!

 

                       by  店長

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これが100万キロを走破したエンジンだ!

「店長はいつも不真面目な事しか書かない !」などと言われないように、たまには真面目に技術屋的な事もアップしとこっと!(^^;

日野の大型車に搭載されている F17D 16,740ccのディーゼルエンジン!走行距離は約100万キロである。 (地球何周分?...)

エンジンが走行中に停止したり、冷却水が1日に4?くらい減ったりと、もう限界に近いのかも?知れないのだが、お客様の強い希望で修理する事になりました。(結構、大手術になるかも?)

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まず、エンジンが走行中に停止したりする原因を調べる!クランキング時に燃料の吸い込みが少なく時として全く汲まない時があり、明らかに噴射ポンプの故障!うちは噴射ポンプの分解指定工場ではないので、リビルド品を注文し、取り替えた。

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今度は、冷却水の減る原因を追究!シリンダー内部に冷却水が流入しており、原因はシリンダーライナーの腐食によるものと思われる!早速シリンダヘッド及びオイルパンを分解取外し! V型8気筒であるから、右バンク 左バンクともに分解となる!

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オイルパン取外し状態!手前に見えるのがオイルポンプ

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オイルポンプ上部からの漏れ発見!ポンプを取り外しピストンを抜いてみる。

奥に見えるのがクランクシャフト↓

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こりゃぁ重症である!殆どのシリンダーライナーが腐食し、巣穴が出来ている!(TоT)

取り外したライナー ↓  8気筒なので8本

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巣穴 ↓ この穴から冷却水がシリンダ内部に流入するのだ。

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こりゃぁ意識不明の重体なのでR! 全交換に決定!

100万?も走ればこうなってもおかしくはないが...。

 

少し長くなるので、第2部につづく.....。

 

                  by  店長

 

 

 

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