店長ブログ

韓国旅行 ? つぶやき偏

つぶやきです。

久方ぶりです。

 

4年ぶりに韓国は釜山に行ってまいりました。

2泊3日の釜山の旅は4度目になりますが、観光で釜山郊外に出たことは

大邱(テグ)以外ないので、今回は

慶州北道のカングーという港町に 蟹を食べに行ってまいりました。

目の前には、日本海が広がり

韓国では一番 蟹の漁獲量が多い街で有名です。

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 ↑ 画像左側のビルに蟹の爪、右側に蟹本体の看板があるのがわかりますか?

 

道中、蟹道楽顔負けのでっかい蟹の模型が

目に入ってきました。

意気揚々にさせるユニークさで、鼓動が高鳴ります。

 

 

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  ↑ 上の画像の右側全部、蟹料理屋です。

港で水揚げされた蟹を そのまま生簀に入れ

販売、料理してくれる店が道一面にあり

道を挟んで反対側には市場があります。

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 ↑ 市場          ↑ 水揚げ真っ最中の船

ふと目を海側に向けると、水揚げ真っ最中の船を見つけました。

残念ながら、蟹ではなく魚でした。

底引き網漁みたいで、かなり年季の入った船です。

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           ↑ 水揚げされた魚。

捕れたての魚を、自転車をこいで 買いに来る おじいさんを発見。

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早速 先輩が 「 この箱一杯でいくらですか? 」 ・・・・・ 韓国語で ・・

6000円だそうで、  厚さ10cmはあろうかこの箱一杯で

たった6000円。  ・・・・・・・・ やすっ ! ・・・

 

魚も安いけど 、本命 蟹はというと。

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紅ズワイガニ  7匹で50000ウオン(当時のレートで4000円位。)

(; ̄Д ̄)なんですと? Σ(`゜Д゜´//)ななななな、な二ッ!?

やっやっすー!

しかし、食べる蟹は 紅ズワイガニではなく

もうちょっと高い、ズワイガニであります。

生簀に手を突っ込んで選んでいると

先輩が指を挟まれ、そのままぶら下がるほど

生きのよい蟹ばかりで

迷っていると 、そこのおじさんが 

「 ここではわしが1番うまい蟹を見分けられる」 と

豪語している。  「 じゃあ、教えて 」 ・・・ というと

そのおじさんは、こそこそとおばさんに小さい声で

どの蟹が1番うまいか聞いていた。   o(*^▽^*)o ゲラゲラゲラ

言葉が分かる先輩は、「 知らんじゃあないか?! 」

・・・・・  とかいう場面もあり、笑いが途切れなかった。

 

 

むふふふふふ ・・・・

 

それを今からいただくのだ !!!

 

しかし、

今から食べようかとしているというのに

ここを紹介した友人は、予約というものをしていなかったらしくて

店の人は蜂の巣をつついたように、ばたばたとし始め

慌しく用意を始めました。

そして、鼻が曲がるほどのにおいを放つトイレを横目に

201005101434001.jpg ← 鼻曲がりのトイレ

食事をする部屋へ通されました。

この店は 一般家庭のリビングを

食事する場として使っているということに

気付くまで  時間はかかりませんでした。

 

一般庶民の世界を堪能でき

201005101438000.jpg ← 食事する家  201005101437000.jpg ← 洗濯物を干している所

自分がここに住んでいるような感覚に とらわれるのでした。

食事する部屋は ↓

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孫の写真を飾り

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ちっちゃいタンスがあり

多分、老夫婦の家なのでしょう。

そして、下に登場するのが、ここの親分(アジメ)です。

アジメとは韓国語でおばちゃん。

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いままで、ここを支えてきたであろう オーラが漂い

曲がった腰をフル回転させ、要領よく用意をしてくれます。

 

そして、

水揚げしたばかりの魚の刺身 や、ムルキムチなどを

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つまみにビールを飲みながら待っていると

ついに出てきました。  蟹です。

 

 

しかし、

 

 

 

肝心要の蟹の写真

 

 

撮るの忘れました。

 

 

ごめんなさい。  _| ̄|●ゴメソスマソ

 

しかし皆、凄くおいしくて、無口でばくばく食べていました。

先輩が、カニ料理を食べるのがとても上手なガイドさんに

蟹味噌を取ってもらっていたら、

先ほどの親分アジメが それを見て

そのガイドに ・・・アジメ 「 味噌食べたら駄目じゃないか?!」

「 しかも、そんなに綺麗に! 」

と、訳分からずしかられ ・・・・・ 先輩 「 なんで??!」 ・・・

アジメ 「 その味噌で、後からやきめしにするの?!」 ・・・ と

先輩 「 味噌食べたい? 」  ・・・・・ アジメ 「 ばしっ!」

と先輩の背中を笑いながら、蟹だらけの手でたたき、

先輩 「 わし、味噌食べて怒られたの初めてじゃ?!」 ・・・ と

みんなで大爆笑でした。

先輩 「わしの背中、蟹ついてないか??」 ・・・ と笑いながら ・・・

そのお騒がせ 味噌焼き飯がこれです。 ↓

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先ほど食べた蟹の甲羅の中に味噌の香と甘さが

絶妙で、ほんとにおいしかった。 

さすが、ガイドを叱るだけある。 

僕は3杯食べました。

脇役のキムチも 土の中で1年半も漬けたやつで

しかも 酸っぱくない。  本当においしかった。

 

 

最後に蟹くさい手を 歯磨き粉をつけて洗って。 

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こうして、蟹の旅は終わったのですが。

 

 

田舎に行って、 こういう経験もいいもんです。

 

庶民の味とは 溶け込む事と 痛感しました。

 

  

 

また行ってきます。

 

 

 

つぶやきでした。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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